11月度の安全・品質パトロールは、当社安全部と協力業者様と共同で芦屋市内と門真市内の新築現場2件を対象に実施しました。
今回のパトロールで気づいた点は、材料の「立て掛け」です。
倒れてきた材料による挟まれ災害は毎年の様に発生しています。
立て掛けた時点では安定していますが、長時間置いておくとバランスが崩れたり、風や振動など思わぬことで不意に転倒します。
コンパネ1枚(1800×900×12)の重さは約13kgあります。5枚が倒れてきて下敷きになったら人一人が上に乗るのと同じぐらいになります。指先やつま先に倒れてくると簡単に骨折してしまいます。
単体では軽いものでも束になれば重量物です。
狭い現場では長物の材料を置くスペースが限られていますが、重量物はできる限り立て掛けないようにしましょう。どうしても立て掛けないといけない場合はロープで縛るなどの転倒防止策を図りましょう。
書類に関する事として、定期健康診断の期限が切れている方が多いです。
定期健康診断は法律で定められており、年1回は受診しないといけません。
有効期限は1年間です。自分の健康のためにも1年に1回は必ず受診して正確な健康状態を安全書類に記入するようにして下さい。
これからますます寒さが厳しくなります。防寒対策をしっかりしましょう。
ご安全に!