これからの若林設備工業
創業から60年間、激動の時代を経て当社は順調に成長し続けることができ、今日こうして立派な企業として存在することができているのは、お客様、社員、サプライヤーをはじめ、これまで当社を支えて下さった皆様のおかげであり、心より感謝申し上げます。

若林設備工業と言えば、技術力とアットホームさ、この2つの軸で今日まで発展してきました。技術力においては、やはり経験が物を言う世界。60年間積み重ねたスキルとノウハウは先輩から後輩へと余すところなく受け継がれ、個々のレベルが高い一流の技術集団だと自負しています。
設備のプロフェッショナルとして、ローコスト&ハイクオリティでお客様に心から満足していただける建物をつくる。それが、今までもこれからも我々の最大の責務であると考えています。
しかし、技術力だけでは真の価値は生まれません。大切にしているのは「真心」。どれだけ相手のことを想い、寄りそえるかということです。それは人だけでなく、建物に対しても同じと考えています。仕事に魂を込めるほど、目には見えない、あるいは目で見てわかる価値が生まれると信じています。

我が社はこの60年間、ええ格好せず泥臭くやってきました。とにかく「人を想い、幸せにする」その精神に尽きます。
お客様はもちろん、サプライヤーさんにも、社員の方々にも、三方全てが「若林で良かった」と感じてもらえる会社にすることが、今の私の目標であり夢です。今後とも若林設備工業をどうぞよろしくお願い申し上げます。

ライフラインの専門工事業者として、これからも24時間365日、快適な「水」、「空気」、「ガス」が安定して供給できる一役を担っていきます。人々の暮らしの基盤を支え続けて60年、これからはさらなる進化を目指し、「支える」だけでなく、自らが積極的に価値ある空間を「創造」し、人々に幸せを提供できる“ 幸せ創造企業” になっていきたいと考えています。設計から施工までを一貫しておこなう強みを生かし、人々がより快適な環境で暮らせるように、メーカーとの共同開発や産学官連携、発展途上国へのインフラ開発などにも携わっていければと思います。
また、我が国は高度成長期に建造された建築物や上下水道管は寿命を迎えつつあり、これからはリノベーションの時代。コストと時間をできるだけ抑えて建物を蘇らせるノウハウをこれまで以上に磨き、お客様に満足頂ける空間を提供する企業を目指していきたいです。

地震や台風などの災害が多い我が国においては、建築物の耐久性や安全性が厳格に問われます。ライフラインを預かる我々は、特に施工の完全性が求められます。
60年間に渡りこれを追求してきましたが、まだまだ道半ばと認識しております。今後もお客様の安心・安全・快適な暮らしを確保できるよう、品質(Quality)、費用(Cost)、工期(Delivery)、安全・安心(Safety)の深化を図り、設計・施工の完全性を追求していきます。